テキトーなクラス作りが良い学級経営に、良い教育につながる

テキトーでいい理由

一般的には「いいかげん」という意味で使われることが多いテキトウ。みんなは、「いいかげんな人だね」と言われたら嬉しいですか。おそらく嫌な気分になりますよね。

2種類の意味がありますが、やはり「テキトウな人」という言葉にはよくないイメージが強く、いいかげん、雑といった意味で使われています。

しかし、力の加減をちょうどよく合わせる「良い加減」ができる人なんて意味もある。

プラスイメージが全く無いかというと、そんなことはありません。

「適当」には「適する」「ちょうど良い」「ほど良い」「いい具合に力が抜けている」といった、ポジティブな意味も含まれているからです。「適当な人」は力が入りすぎず、ほどよく肩の力を抜くことができる人とも言えます。

学校の1日は8時半から15時半の7時間。それも5日間連続で。「話を聞く」「姿勢を正す」などやる方が良いに決まっていると分かっている。しかし現実的には厳しい。そこで適当さを身につけてほしい。

そこには「余裕」が生まれるから。私が常に大切にしていることです。児童に「テキトーやなぁ。」と言われるくらいのイイカゲンがちょうど良い。この「ユルさ」が案外大切。全てにおいて「キチンとする」ということを考えてみるとかたっ苦しくて仕方がない。

この「テキトー」は個人差がありますが、クラスの「テキトウさ」を合わすことができると居心地の良さがガラリと良いほうへ変わってくるでしょう。

人が決めた型「考え」にはまるのではなく、「思考」と「行動」を繰り返し、イイカゲンなクラスを創ることが「生きる力」につながると私は思うのです。

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